みんなを悲しませてしまう・・・~2020年9月11日~

■園長コラム
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夕食後、ホームのリビングでみんなで踊って遊んでいました。すると、5歳のさやかちゃん(仮称)が大切にしている人形が入ったダンボールに、他の子が座って壊してしまいました。

さやかちゃんは怒ってしまい、他の子へちょっかいを出してトラブルになり、職員のすみれさん(仮称)が間に入り、その場が何とか収まりました。

夜、就寝前の時間。さやかちゃんは、お姉ちゃんのしずかちゃん(仮称・小学2年生)と同じ部屋です。しずかちゃんは、寝る準備のため、先にひとりで部屋に布団を敷きに行きました。

しばらしくして、さやかちゃんとすみれさんが部屋に行くと、しずかちゃんは寂しさからか、暗がりの中でひとりで泣いています。それを見たさやかちゃんは、「しずかちゃん、ごめんね。ひとりにしてごめんね」と何度も声をかけています。

夕食後のトラブルで、みんなを悲しませたと思ってしまったのか、「さやかはここに来なければ良かった。みんなを悲しませてしまう…」とつぶやきます。

すみれさんは、<そんなことないよ。さっきのことは、いっしょに話ができて、さやかちゃんは成長したよ。良いこと、悪いことがわかったんだから、これからしないように気をつけていけばいいんだよ>

<ここに来なければ良かったなんて言わないで。私が悲しくなるよ…>と伝えます。

わんわん泣き始めたさやかちゃんに、しずかちゃんがティッシュを持ってきて涙を拭いてくれました。すみれさんは、ふたりを抱きしめました。

2020.9.11 「○○しないといけないよ」ではなく、「私が悲しくなるよ…」 そんな、I(私)メッセージが、子どもたちの心に響いて、そして、沁みていきます。

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