★ それでも、遊びに行きたい… 2020.9.18

■園長コラム

学校から帰ってきた小学6年生のせいじ君(仮称)は、職員のそうたさん(仮称)の顔を見るなり「まだ遊び行けんと?」と尋ねてきました。

市内に新型コロナウイルスの感染者が出たことで、今週一週間は友達からの遊びの誘いを断っていました。

「土曜日か日曜日は、遊びに行きたい」と訴えます。

そうたさんは、ホワイトボードを使用して話をすすめることにしました。

<せいじ君が『大丈夫』だと思う理由を教えて>

「水俣市内での感染者の濃厚接触者の検査結果が全員陰性だったから」

<心配なのは感染することだけではないよね>

<もし友だちが感染して、せいじ君が濃厚接触者になったら、ホームのみんなも行動が制限されてしまうんだよ。友だちと遊ぶのは大事にしてほしいけど、みんなのことを守らないといけないからね>

事実と共に、そうたさんの気持ちを伝えました。

せいじ君は、ホワイトボードを見つめながら、真剣な表情で聞いています。

「検査をするって事やろ?」

<結果が出るまではいろいろと制限がかかるんだよ>

「それでも遊びに行きたい…」とあきらめきれません。

それならばと、せいじ君のできる予防策をあげてもらいます。

『マスク着用』や『手洗い・うがい』など、スムーズにあげました。

<すばらしい!>と褒めると、さらに追加して、

『一日中ではなく、午後のみにすること』

『帰宅後、共有スペースには入らず、すぐに入浴すること』

『今後、市内で感染者が出たら外出は制限すること』などを一緒に決めました。

遊びに出かける前に再度予防策について、確認をしました。

帰宅後の流れで、入浴の用意をして出掛けるよう提案すると、すぐに洋服を準備し、よろこんで出かけていきました。

約束の時間通りに帰ってきたせいじ君は、すぐに入浴をしていました。

2020.9.18 「生きる」ことは、選択の繰り返しです。子どもたちのより良い将来のために、子どもたち自身がより良い選択ができるようになることが大切です。

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