理事長コラム

キラリグッド/沁みることば

「正しさとは」

2026-01-30
[お知らせ]
「正しさとは」
「正しさとは」
1月のことを正月ともいう。
正月の「正」という字には「新しく正す」「正しい方向に整える」という意味があり、「年の初めに心や生活を正しく整える」という願いが込められているそうだ。
 
常に正しくありたいと思うが、なかなか難しい。
逆に、正しくと思いすぎて、他者に正論をぶつけてしまい、関係が悪くなることも。オーストリアの精神科医、アルフレッド・アドラーは「正論はしばしば相手を支配する道具になってしまう」と語っている。
正論は、相手が失敗した時に「だから言ったじゃん」「そもそもあなたの考え方が甘い」と論破し、従わせようとして使われていることもある。
たとえ内容としては正しくとも、相手を見下し、傷つけてしまうのである。アドラーはそれを支配と捉える。
 
「自分が正しい」「自分の方がうまく生きている」「相手を正してあげよう」。
これは優越のアピールであり、支配の要求でもある。
その瞬間、対等ではなくなり、相手は防衛的になり、その「攻撃」に黙るしかない状態に陥ってしまう。
 
やるべきは「共同体感覚」を育てること。
相手を正すよりも「一緒に考える」「一緒に悩む」こと。
正論を振りかざすのではなく、「あなたの考えもわかるよ」「こういう考え方もあるかもしれないね」と、相手を尊重しながら自分の意思を伝える。
正しさは時に人を遠ざける。反対に、共感と対等さが人と人をつなげる。
 
「正しさ」ではなく「優しさ」を。
正月にあたり、心にとどめておきたい
社会福祉法人社会的養育総合支援センター光明童園
児童養護施設 光明童園

〒867-0021
熊本県水俣市平町1丁目3番3号
TEL: 0966-63-2074
FAX: 0966-62-5880




 
1
1
1
2
0
2
TOPへ戻る