キラリグッド/沁みることば
ちょっと変わったイス取りゲーム
2026-07-24
学校における「いじめ」について、目を覆いたくなるような動画が拡散され、大きな問題になった。
いじめがなくなるようにさまざまな対策が講じられているが、なかなか成果がみられない。
いじめが起きやすいクラスと、起きにくいクラスを確認できるクラス対抗ゲームがあるらしい。
それは「ちょっと変わったイス取りゲーム」。
一般的なイス取りゲームは、円に並べたイスを一つずつ減らしながら最後まで残るかを競う。
一方、このゲームは、イスを並べたり集めたりして、その上にクラス全員が乗る。
時間を決め、その間に一人でもイスから落ちたら失格。
一つずつイスを減らし、どのクラスが最後まで全員が落ちずに残れるかを競う。
いじめがあったり、強すぎるリーダーがいるクラスは真っ先に失格になるのだそう。
逆に、お互いのことをよく知り合っていて、それぞれの良いところや気をつけるべきところをわかり合えているクラス、すなわち、いじめが起きにくいクラスが勝ち残るらしい。
人間関係をより良くするための鉄則は「お互いの違いを認める」こと。
しかし昨今、自分と違うものを排除し、蹴落とそうとする雰囲気が色濃くなっているように思う。
子どもは大人の鏡。
子どものモデルとして、身近な大人たちが、不完全なもの同士、補い合い、支え合う御同朋の社会の創造が大切だ。
いじめの問題を通して、「私たちはどう共に生きるか」が問われ、それは私自身に向けられている。








