社会福祉法人光明童園のホームページ

18歳のふたばちゃん（仮称）と職員のほのかさん（仮称）は、2人で洋服の買い物に出かけました。

帰りの車の中で、「ほのかさんって、友だちみたいに何でも話しやすいんだよね」とふたばちゃんが言いました。

＜ありがとう。ふたばちゃんが『話をしやすい』と思ってくれているのであれば嬉しい！＞

＜でも、伝えないといけないことは、これからもは伝えるからね＞

ふたばちゃんは、苦笑いをしています。

その後、バイトのこと、家に帰ること、お母さんとのことなど、いろんな話になりました。

「施設に来て、もう4年だ…」

「なんかここで暮らしてるのって、逆に、みんなが経験できないことをできてるって思えるなぁ」

＜将来、ふたばちゃんが大きくなった時に、ほんの少しでも『楽しかったなぁ』とか『あんな先生おったなぁ』とか思ってくれるだけで嬉しいよ＞と伝えると、

「そうだね」と笑顔で答えました。

2020.10.30　これから続く子どもたちの人生の中で、辛い時やつまずいた時に、何か少しでも「糧」になれたら…。そんな思いで、今、支援をしています。