社会福祉法人光明童園のホームページ

朝ご飯の最中、小学5年生のよしみちゃん（仮称）は、ちょっと機嫌が悪いようで、「サラダは嫌だ」「残したい」「お腹いっぱいだ」などと口をとがらせながら言っています。

職員のらんさん（仮称）が、＜体のためにも食べた方が良いんだよ。量も少なくしているんだよ。いつもより全然、食べてないよ＞と声をかけました。

すると、「だって、ここでしか甘えられないんだよ…」とつぶやきました。

＜それはそれは有難いお言葉をありがとう＞
＜そっか、ここでは言いたいことが言えるってことだね＞と伝えると

「そうだよ～」とはにかみながら答えました。

その後、一緒に、ゆっくりと、いろんな話をしながら食べていると、ぜんぶ食べてくれたよしみちゃんでした。

 

2020.11.27　「頑張らないといけない時」のために、「甘えられる居場所」が必要です。