園長コラム
キラリグッド/沁みることば
童園の仕事も良いかな
2021-06-04
ある日の夜遅く、中学3年生のえいじくん(仮称)が、スタッフルームに「お茶を飲みたい」と顔を見せました。
職員のおとひこさん(仮称)がお茶を用意し、飲みながら進路の話になりました。
「高校に行ってみて、やりたいことを探してみる」
<将来やりたいことはある?>
「童園の仕事もいいかなって考えてる」
<どうして?>
「おとひこさんたちがみんな楽しそうに仕事する姿が良いなって思って。この前、友達と話した時にも、『童園の仕事良さそうだね』っていう会話になった」
<色々な経験を通して、その中でたくさんの選択肢の中から、光明童園の仕事を選んでくれたらうれしいな>
「何年後に仕事につけるかな?」
<短大なら、5年後、大学出るなら7年後、その頃、おとひこは36歳になってます…>
「その時は、お酒を飲みに行きたいね」笑顔で話すえいじくんでした。
2021.6.4
色んな想いを秘め、自ら望んだわけではなく、園に来た子どもたち。
そんな中で出遇った職員に「あなたみたいになりたい」と言ってくれたこと。
そして、そう思えるような環境を創造してくれたこと。
とても尊いご縁に、ありがたく、感謝の想いでいっぱいです。