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朝食時、小学2年生のさよりちゃん（仮称）は、他のことに気を取られ、食が進みません。

今日の時間割もまだ終わっていません。

職員のしおりさん（仮称）が

＜はやく食べて時間割をしよう＞と声をかけますが、どこ吹く風でぜんぜん急ごうとしません。

結局、1時間以上かかり、食べ終えることができませんでした。

＜朝から怒りたくなかったけれど、今日のさよりちゃんには、私は怒るしかないよ。前の日に、宿題も時間割も終わらせなければいけないです！＞と叱りました。

玄関先で登校を見送る際

「しおりさん、今日は怒ったね」

＜まだ、プンスカ怒ってる最中です！＞

「でも、笑ってるじゃん」

＜顔は笑ってるけれど、心は怒っています＞

「そうなの？」としおりさんの顔をのぞき込むさよりちゃんでした。