園長コラム
キラリグッド/沁みることば
修行をしてきた
2021-07-02
小学2年生のすぐるくん(仮称)は、学校から帰ってきますが、表情が悪く、すぐにホームに入って来ようとしません。
職員のせりかさん(仮称)は、あえて追い掛けず、自分で入って来るのを待つことにしました。
しばらくすると「修行をしてきた」と機嫌よくホームに入ってきました。
その後、すぐに入浴をすませ、「ぼく、もうすぐ誕生日だね、あと6回」
<もうすぐ8歳だね>
「8歳の次は9歳、次は10歳」とても嬉しそうなすぐるくんでした。
2021.7.2
子どもたちへの支援の大半は、辛抱強く、「待つこと」なのかもしれません。
人は、「自分で決めたこと」は、頑張れます。