園長コラム
キラリグッド/沁みることば
責任
2021-09-10
コロナの関係で、子どもたちも様々な制約が強いられ、辛抱の日々です。
それぞれの居室に閉じこもり、学校を早退しないといけないこともありました。
その労を労うため、職員のめいとさん(仮称)は、子どもたちの大好きなマクドナルドのハンバーガーをテイクアウトで買ってきました。
学校から帰ってきた高校2年生のもとや君(仮称)が「そういや何で今日はマックなの?」と尋ねました。
<この前から、みんな居室隔離をしたり、学校を早退してもらって申し訳ない気持ちと、みんながちゃんとしてくれたことへの感謝だよ>
「この前の早退は、めいとさんたちのせいじゃなくね?」
<ホーム内のことで責任を取るのは大人である職員なんだよ>
「ふーん」とつぶやいていました。
その後、ホームの旅行にも行きたいけど、修学旅行に行きたいとの話題で盛り上がりました。
2021.9.10
身近な大人からこんなことを言ってもらった子どもは、安心して色んなことに頑張れます。
責任とは、誰かから押し付けられるものではなく、自らが感じ、自らがこれから励んでいくためのものです。