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園長コラム

キラリグッド/沁みることば

できるようにするために

2022-08-26
夏休みには、児童相談所から児童福祉司さんが来園され、子どもたち一人ひとりに話を聴いてくださいます。 
 
中学2年生のねお君の話を聴いてくれた方から、職員ののぞみさんが報告を受けました。
 
いろいろな話をした中で、『携帯電話が欲しい』と話をしたようです。
 
「高校生からの所持でしょうか?」
 
<いまは、その子の状況次第で、中学生からも持てるように取り組んでいます>
 
「そうなんですね。ねお君から、『クラブチームにも行かせてもらっている』とも聞きました。光明童園さんは、子どもたちから、『どうせ言っても無理だけん…』という発言がないですね」
 
<子どもたちが『やりたい』と言ってきたことに対して、もちろん、全部というわけではないですが、できるためにはどうしたら良いのかを、職員と一緒に考えるようにしています。『できるようにするために、何が必要か』じっくり子どもと話す時間をとるようにしています>と伝えると
 
「ありがたいです」と言われました。
 
2022.8.26
子どもが自ら「やりたい」と言ってきた時は、成長の絶好のチャンスです。
さまざまな体験を経て施設にやってきた子どもたちが、「施設だから…、どうせできない」と思ってほしくありません。
難しいことですが、あきらめずに、いっしょに考えていきたいです。
『できない理由を探す人、できる方法を探す人』
後者でありたいです。
社会福祉法人 光明童園
児童養護施設 光明童園
〒867-0021
熊本県水俣市平町1丁目3番3号
TEL: 0966-63-2074
FAX: 0966-62-5880




 
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