園長コラム
キラリグッド/沁みることば
たいよう
2022-09-02
当園のアイドル犬のたいようが、 先日、息を引き取りました。15歳4か月でした。
小学4年生のまさき君と職員のみつおさんは、昼ごはんの後、たいようの遺骨へお参りに行きました。
<人も犬も同じで死んだらこんなに小さく分からなくなるんだよ。でも、たいようがいた思い出は、まさき君の心に残っているよね。それがたいようが生きていた証になるから、たいようの事忘れないであげてね。>
「うん、またお参りにくるね」
その後、いっしょに、たいようがいた小屋の掃除をしました。
掃除をしながら、遺品を見ながら、今までのたいようとのいろんな思い出話をしました。
小学3年生のふゆみちゃんは、職員のほなみさんといっしょに宿題をしている時、
「たいよう…可哀そうだね…」とつぶやきました。
<みんなに大事にされて、みんなに見守られていたから、きっと安心してお空に行ったと思うよ>
「そうだね」
すると、とつぜん、大雨が降ってきました
「たいよう(太陽)が居ないからだね」と二人で話しました。
2022.9.2
たいようは、いろんな思いを抱えた子どもたちにとって、とっても大きな存在でした。
何か答えてくれるわけではありませんが、毎日、「たいよう」と話しかける子どもたちの姿がありました。
今生の別れは、悲しくて、辛いですが…
たいようは、これからも、心のなかで生きつづけ、明るく、あたたかく見守ってくれます。
ひとまず…
『ありがとう、たいよう、おつかれさまでした』
合掌