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園長コラム

キラリグッド/沁みることば

ホワイトボード(視覚化)

2022-09-08
小学4年生のむねと君の部屋で、小3年生のめいじ君とトラブルが起き、ケンカになったようで、むねと君が部屋で座り込んでいます。
 
職員のもとやさんが<どうしたの?>といろいろ声をかけますが、うつむいて返事ができません。
 
<10分後にもう一度くるから、それから話を聴かせてね>と声をかけて部屋を後にしました。
 
その間、めいじ君に状況を尋ね、小さなホワイトボードに、何があったのかを書き込みました。
 
10分後、部屋を訪ねて、ホワイトボードをいっしょに見ながら声をかけると
「めいじ君が、ゲームをしながらYouTubeを見ていたことが嫌だった…」と答えてくれました。
 
<お話してくれありがとう>と伝え、3人で振り返りをしました。
 
<こんど同じようなことがあったらどうしようか?>
 
「もとやさんに言う」
 
<そうだね>と、いっしょに助けを求める練習をしました。
 
<こうやって練習すると、できるようになるね>と伝えると、笑顔の2人でした。
 
2022.9.9
コミュニケーションとは、「知覚・感情・思考」の伝達です。
人と人のコミュニケーションが完全に伝わり、一致することはありません。
そのズレをできるだけなくすために、視覚化などが大切です。
客観的状況から、より良い手立て(方法)が出てきます。
社会福祉法人 光明童園
児童養護施設 光明童園
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