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新学期が始まる前日、新小学3年生のしのりちゃんは、職員のすみれさんと一緒に、お部屋で始業式の準備をしていました。

 

すると、小さくなった靴がでてきました。

 

しのりちゃんは、それをビニール袋に入れ、「今までありがとう」とつぶやきました。

 

すみれさんも

＜この靴で、遊んだり、学校に歩いて行ったり、思い出がいっぱいあるね。しのりちゃんと遊んでくれて、ありがとうございました＞とお礼を言いました。

 

靴についていたリボンをハサミで切り、思い出にとっておくことにしました。