園長コラム
キラリグッド/沁みることば
ママのお家
2024-09-13
職員のよしみさんと、小学4年生のらむちゃんが買い物に出かけました。
仏壇屋があり、それを見たらむちゃんが、「あれ何屋さん?」と尋ねました。
<お仏壇屋さんだよ>と説明すると
「死んだ人のおうちね」
<じいじ(祖父)の家にもあるでしょ?>
「朝、(姉の)りりちゃんと、じいじとするんだよ。出かけるときもね。ママに『行って来ます』ってするんだよ」
※りりちゃんとらむちゃんのお母さんは、二人が幼い時に、病気で亡くなっています。
<ママは、いまも見守ってくれてるんだね>
「ね!」と答えました。
2024.9.13
亡くなったお母さんへ、いろんな想いがあるのだろうと想像します。
その想いに蓋をせず、語ってもらうことが大切です。
機会を逃さず、想いに寄り添いながら。
その子自身のペースで、点滴のように。