園長コラム
キラリグッド/沁みることば
ふるさとの味噌汁
2022-02-04
中学2年生におきと君(仮称)と職員のかつきさん(仮称)は、車に乗って買い物に出かけました。
帰り道、カーラジオから、『ふるさとの味噌汁』についての話が流れてきました。
「おれ、将来は○○県に住みたい。そこが一番の地元の感じがするから」
<おきと君がそこに住めるように光明童園の職員みんなで応援せんばいけんね>
「でも、童園もふるさとみたいなところもあるし、(職員の)きよしさんが作る味噌汁がふるさとの味がするから食べに帰ってくるよ」
<きよしさんの味噌汁がおきと君の中でふるさとの味になれて嬉しいと思うよ>と伝えると笑顔で頷くおきと君でした。
2022.2.4
子どもたちは、施設になんか来たくなかっただろうと想像します。
しかし、日々の何気ない生活の中で「大切にしてもらった」体験を積み重ね、『ふるさと』を感じてくれたのだと思います。
職員たちの関わりに感謝です。