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園長コラム

キラリグッド/沁みることば

ありがとうの日

2022-05-27
施設に来て、まだ日が浅い、小学6年生のるい君の誕生日の朝。
 
2階の居室から、起きてリビングに降りてきたるい君に、職員のれいじさんが<お誕生日おめでとう!>と声をかけ、園長からのお祝いのバースデイカードを渡しました。
 
朝食を食べた後、一度居室に戻ったるい君が、またリビングに降りてきました。
 
「今日何の日だと思う?」
 
<今日? なんか祝日とかあったっけ?>
 
「『ありがとうの日』なんだって。手紙に書いてあった。なんでかわからないけど…」
 
<そういうことね。今日は、るい君の誕生日でしょ。るい君と、るい君のお母さんに向けての『ありがとう』ってことだ>
 
るい君は、あまりピンと来ていないようです。
 
<るい君、生まれてきてくれてありがとう。お母さん、生んでくれてありがとうってことだよ>
 
「へぇー」
 
<『出産する』というのはお母さんも、生まれてくる赤ちゃんも命懸けなんだよ。だからこそ誕生日は特別な日で、お母さんはるい君に、るい君はお母さんに、『ありがとう』の大切な日なんだよ>
 
「なるほどね」
「今日のご飯はなに?」
 
<るい君の大好きな、お寿司とケーキを買ってきますよ!>
 
「ありがとう!」とにっこり笑うるい君でした。
 
2022.5.27
不思議なご縁で生まれてきてくれて、様々なご縁の積み重ねにより出遭ってくれた子どもたちです。
すべての子どもたちが、「生まれてきてよかった」と思ってくれますように…。
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