園長コラム
キラリグッド/沁みることば
かわいかった?
2022-10-28
夕方、小学2年生のきらりちゃんは眠たそうで、入浴を嫌がっています。
職員のくみこさんが声をかけて、なんとかお風呂に入ることができました。
シャワーをかけてあげていると、とつぜん、
「小さいころのきらり、かわいかった?」と尋ねてきました。
<うん、今もかわいいよ、お昼に庭で遊んでいるときかわいかったよ>
ニコニコして聞いています。
最近グズることも多かったので、
<きらりちゃんにはニコニコしていてほしいな、きらりちゃんが困っていると悲しい…、きつい時は『手伝って』と言ってくれたら手伝うからね>と伝えました。
数日後のきらりちゃんの誕生日。
ホームのみんなでお祝いをしました。
ケーキを前にニコニコです。
お祝いの歌を歌ったあと、きらりちゃんの良いところをみんなで言い合いました。
「元気なところ、好奇心があるところ、いいお姉さんになってくれているところ、絵や工作が上手なところ」
など言ってもらい、とってもうれしそうなきらりちゃんでした。
2022.10.28
生きていると、辛いことや悲しいこと、思い通りにならないこともたくさんあります。
一人で抱えきれないときは、いっしょに抱えてあげる存在が大切です。
小さなころからいっしょにいるからこそ、できること、手伝えることは多いようです。