園長コラム
キラリグッド/沁みることば
学校
2024-03-07
小学4年生のむうあちゃんと職員のめぐみさんは、リビングで夕ご飯をたべていました。
「明日は、授業参観で、ママが見に来るんだけど、行きたくないなぁ」
<どうして?>
「なんとなく行きたくない」
※むうあちゃんは、学校に行けない日があります。
<『なんとなく』では、学校を休んで欲しくないな。『全部行きなさい』とも言わないけどね>
「うーん」と少しニヤっとしながら考えています。
その後、部屋でいっしょに就寝準備をしていると
「やっぱり明日は朝から行って、帰りたくなったら先生に言うことにする」
<それがいいね。学校に行くことにしたんだね。偉いね>
「もしさ、最後まで居れたらもっとすごい?」
<そうだね。そうしたら最高にすごいね>
<わかった!、準備しておくね>と伝えると、ニコニコしていました。
2024.3.8
コロナの影響もあり、学校に行けない子どもたちが増えています。
その悩みや苦しみを全部わかってあげられることはできません。
子どもたちの心の中で、何が起きているのか?
もしかしたら、子ども自身もわからないのかもしれません。
共に、丁寧に、「わかろう」とすることが大切です。